帰りたくない病
2006年11月21日最近なんだかうちに帰りたくない病なのです。
原因はわかっていて、子供が産まれたばかりの兄夫婦がしょっちゅう夕飯を食べにくるのです。
しかも兄は仕事が忙しくて三日に一回は夜も家に帰れない状態で。
遠くからきたばかりで知り合いが全くいないお嫁さんは、そのたびにうちに来るのです。
それはいい。
だんなの実家に一人で来るのも、そこで笑顔を絶やさず相手してるのも、なかなか帰ってこれない兄の不満を目立って言わないのも、すごいと思ってる。純粋に。
でもなんかうちにいづらいのだ。
甥っ子のさんちゃんはかわいいし、お嫁さんが嫌いなわけではない。
でもなんかいづらいのだ。
その理由を考えてみる。
兄の早すぎる結婚にあれほど反対してた父母が、孫ができると立派に祖父祖母してるのも、違和感あるけど客観的には仕方のないことだと思う。
お嫁さんとさんちゃんが来るたびに豪勢になる夕飯も、これは仕方ないだろう。
去年まで年に二回しか家に帰らなかったあたしも、帰ったときは夕飯が異常なまでに豪勢だったしね。
では理由はなんだろう・・・
とか言いながらわかっているんだけどね。
お嫁さんとあたしは同い年なのだ。
兄がお嫁さんを紹介したときから、あたしは比べられている。
自分では負けてるなんて思ってない。
でもなんか、あたしと彼女は対極なのだ。
兄が実家に帰るから、離れたくない一心で子供を作り、知り合いも誰もいない土地に一人で乗り込んできた彼女。
地元で働くという意志を変えられないで、それならあたしを追いかけると言った元彼を、責任をとれないという理由で振り切ったあたし。
仕事も何もかも捨て、今や子育てしか毎日やることがない状況で幸せそうな彼女。
30までは結婚しないで好きなだけ遊んで、仕事も一生やめないという決心をして、今子供持つなんて冗談じゃない好きなことできない、と思ってるあたし。
あんな風に自分を犠牲にして、こどものためにだけ生きるような人生はあたしにはできない。
24なのにおしゃれもできない、飲み会にもいけない、落ち着いて好きなものも食べられない、友達とカフェ巡りもできない。
さんちゃんが泣いたら、それだけで彼女はそこにいなければならないのだ。
そしてそれが、女としては当然で、それが一番幸せなのだと疑っていない彼女。
あたしはどうやっても彼女のような人生を選ばないし、きっと好きな人が遠くに行くとなっても、自分のやりたい仕事がここにあるから追いかけてはいかないだろう。
あたしは、あたしとして社会で生活したいんだ。
なんかそんなあたしが、彼女の前では間違ってるように感じる。
否定されてる気がする。
そんなことないのに、被害妄想なのにね。
そんな幸せも、きっとあるのにね。
そんな女性がいるってわかってたし、そういう人が多いっていうのもわかってたけど、大学では少数派だったし、なんか理解できないんだ。
どうしてもっと、自分のために生きないの?
どうしてもっと、自分の才能を伸ばさないの?って思っちゃう。
でもきっとさんちゃんを育てることが彼女のためで、24でそれができるということが彼女の才能なんだろうなぁ。
とわかっているのに、なぜか敗北感を感じてしまうあたしは、今日も理由をつけてうちには帰らない。
自分が幸せじゃないっていう証拠なのかなぁ。
原因はわかっていて、子供が産まれたばかりの兄夫婦がしょっちゅう夕飯を食べにくるのです。
しかも兄は仕事が忙しくて三日に一回は夜も家に帰れない状態で。
遠くからきたばかりで知り合いが全くいないお嫁さんは、そのたびにうちに来るのです。
それはいい。
だんなの実家に一人で来るのも、そこで笑顔を絶やさず相手してるのも、なかなか帰ってこれない兄の不満を目立って言わないのも、すごいと思ってる。純粋に。
でもなんかうちにいづらいのだ。
甥っ子のさんちゃんはかわいいし、お嫁さんが嫌いなわけではない。
でもなんかいづらいのだ。
その理由を考えてみる。
兄の早すぎる結婚にあれほど反対してた父母が、孫ができると立派に祖父祖母してるのも、違和感あるけど客観的には仕方のないことだと思う。
お嫁さんとさんちゃんが来るたびに豪勢になる夕飯も、これは仕方ないだろう。
去年まで年に二回しか家に帰らなかったあたしも、帰ったときは夕飯が異常なまでに豪勢だったしね。
では理由はなんだろう・・・
とか言いながらわかっているんだけどね。
お嫁さんとあたしは同い年なのだ。
兄がお嫁さんを紹介したときから、あたしは比べられている。
自分では負けてるなんて思ってない。
でもなんか、あたしと彼女は対極なのだ。
兄が実家に帰るから、離れたくない一心で子供を作り、知り合いも誰もいない土地に一人で乗り込んできた彼女。
地元で働くという意志を変えられないで、それならあたしを追いかけると言った元彼を、責任をとれないという理由で振り切ったあたし。
仕事も何もかも捨て、今や子育てしか毎日やることがない状況で幸せそうな彼女。
30までは結婚しないで好きなだけ遊んで、仕事も一生やめないという決心をして、今子供持つなんて冗談じゃない好きなことできない、と思ってるあたし。
あんな風に自分を犠牲にして、こどものためにだけ生きるような人生はあたしにはできない。
24なのにおしゃれもできない、飲み会にもいけない、落ち着いて好きなものも食べられない、友達とカフェ巡りもできない。
さんちゃんが泣いたら、それだけで彼女はそこにいなければならないのだ。
そしてそれが、女としては当然で、それが一番幸せなのだと疑っていない彼女。
あたしはどうやっても彼女のような人生を選ばないし、きっと好きな人が遠くに行くとなっても、自分のやりたい仕事がここにあるから追いかけてはいかないだろう。
あたしは、あたしとして社会で生活したいんだ。
なんかそんなあたしが、彼女の前では間違ってるように感じる。
否定されてる気がする。
そんなことないのに、被害妄想なのにね。
そんな幸せも、きっとあるのにね。
そんな女性がいるってわかってたし、そういう人が多いっていうのもわかってたけど、大学では少数派だったし、なんか理解できないんだ。
どうしてもっと、自分のために生きないの?
どうしてもっと、自分の才能を伸ばさないの?って思っちゃう。
でもきっとさんちゃんを育てることが彼女のためで、24でそれができるということが彼女の才能なんだろうなぁ。
とわかっているのに、なぜか敗北感を感じてしまうあたしは、今日も理由をつけてうちには帰らない。
自分が幸せじゃないっていう証拠なのかなぁ。
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