あきらめる

2008年7月31日
離れてみて、ようやくわかった。

なんて、80年代の歌謡曲みたいなべたなこと言ってるけど。
本当に実感した。
私は彼が好き。
離れられないし、あきらめられない。
これからきっといろんなことがあると思うし、
いつか私のこれまでの人生設計や夢を変えるときが来るのかもしれない。
きっと、それでもいいと思っている。
彼がそばにいれば、
これまで願ってきた夢や人生とは別の道を歩むことになっても、
それでもきっと、私は幸せなのだ、と思っている。

だから、あきらめる。
昔の男はあきらめる。
どうしても手に入れたかったものも、あきらめる。
これは彼への裏切り行為になりかねないし、
きっとやつには少しはその気があるし、
そして私も会ったときに揺らがない自信がないから。

彼への気持ちは揺らがないけど、
あれだけ好きだった昔の男に会って、何も思わないはずかないから。
自分では、きっと何もしない自信があるけど、
少し気持ちが揺らぐだけで彼へ会わせる顔がなくなってしまう。

彼の、私への、全身全霊の愛情を、
最近は確信してしまったから。
彼は、どんな姿も、
かっこ悪い姿も、
疲れきってぐだぐだな姿も、
へこんだ姿も、
全部私に見てもらいたいと言ってくれたから。
全部見て、私に好きでいてもらいたいと。
きっと彼は、一生を覚悟している。
私と過ごす一生を、もう覚悟している。

だから私は、彼を裏切らない。
何よりも、同じようなことを、彼にされたくない。

だから私は、あきらめる。
やつを私の中から消してしまう。
私の願い事も、消してしまう。
それよりも大事だと、思えたから。
10年以上願い続けてきたものよりも、彼が大事だと思えたから。

だから私は、あきらめる。

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