あの一言で一週間はご飯が食べられると確信した瞬間でした。

よく仕事でうちの職場に来るめちゃくちゃ優秀でさわやかでおれ様な既婚者子持ちがいるのです。
あたしはいつも遠くから見ているだけで、たまに仕事で声をかけられるだけで満足で。
きっと顔も名前も覚えてもらえてないけど、それが当たり前な感じの人。
もうあの人なら不倫でも三番目でも一夜の遊びでも、一瞬でも興味を持ってくれたらそれだけで満足できる雲の上の人。
でもきっと確実にそんなことはしないと断言できる人。
たぶん絶対そんなことしないと確信してるからそう思うんだろうなぁ、とわかってはいるんだけどね。
きっと手が届くところにあの人が降りてきたら、あたしは好きじゃなくなると思う。
そんな感じの現実的でない人。

そんなあの人と今日も職場で会って、あたしは朝から今日も会える!とうきうきで。
時間になって、彼が仕事してた場所にあたしも行ったら、ちょうど彼は帰るところだった。
出口は二つあって、あたしは後ろの方から入った。
彼は前の出口に近い。
あたしは、視界の端に見ながら今日もさわやかーとめろめろしてた。
そしたら彼が後ろの方を見た気がして、後ろの出口に向かってきた。
ちょっと焦りながら、入り口に立ってたあたしは見られてないと思いながら軽く頭を下げた。
そして彼は通りすぎた。
距離の近さに中学生みたいにどきどきしてた。
そしたら肩を軽くたたかれ、同僚かと思いながら振り向いた・・・らなんと!!!

思わぬ近さに彼の顔があって、普段職場では絶対見せないちょっとにやけた顔で話しかけた。
「雑誌見たよーよかったね」

雑誌見たんだあたしのこと知っていたんだ気づいてくれたんだだいぶ前なのに覚えていたんだわざわざ声をかけにきてくれたんだ!!!

頭まっしろなあたしは
「そっそうですかぁ〜?」
とかわけわかんないこと言いながらばかげた笑顔を浮かべるしかできなくて、それを見た彼はにやけをひっこめて、つまんなそうに帰ってった。

めちゃくちゃ後悔した。
なんでもっとましな返答ができなかったんだろう。
なんで会話を広げられなかったんだろう。
なんでもっと彼を笑顔にしてあげられなかったんだろう。
せっかく彼が仕事以外で話しかけてきてくれたのに。
きっともう二度とないチャンスだったのに。

でもそれでも。
彼があたしを覚えていてくれたことに。
雑誌を見て気づいてくれたことに。
今日あたしを見て、声をかけようと思ってくれたことに。
実際そうしてくれたことに。
それだけのことに、あたしは気が遠くなるくらい満足してて。
にやけがとまらないのです。

きっとこれは、中学生がジャニーズにあこがれるようなもので。
コンサートで、あたしの方を見た!!ってさわぐようなもので。
そしてジャニーズと同じくらい可能性がない人なのだ。
そうならテレビの中にいてくれたらいいのになぁ。
とか思いながら、一週間は彼の妄想で元気になれるんだなぁ。

三度目の正直

2006年11月19日
実はだいありーのーと挑戦三度目なわけで。
過去二回はなぜやめたかというと、ネットマニアな元彼(当時は今彼か)に絶対見つけられるという恐怖心にうちひしがれたからであって。
ようやく彼も落ち着いたらしく。
それじゃあ三度目の正直を目指そうかな!と一念発起したのです。

まあなんだかんだ言って、誰にも言えない毒や妄想を語りたい場所がほしいんですね。
知り合いだらけのSNSもやってたけど、あれは無理だー
言いたいことの100分の1も書けないよ。
変にコメント意識しちゃうし。。。
現実世界は現実世界でお友達するのが一番ですね。

という感じの何となくご機嫌で不機嫌な日々です。

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